2017年9月25日

道の記


ツルボが咲き始めた。今月に入ってから葉が復活し出して、1か月足らずで花までこぎ着けた。その咲き始めた1本の花茎は1度踏まれたようで、途中で折れて、花の穂だけ上を向いている。


伐られた桑の木の伐株に、小さく茶色いひげのようなものがまとまって着いていた。とても小さな木々みたいにして各々のひげがまっすぐに立っていた。指で触れると茶色の粉がくっついた。帰って調べたら、どうも粘菌の一種らしい。むかしそこにあった小さな林の、なごりのような気がする。