2017年7月3日

道の記


ときどき通る狭い道の脇。そこの木が柑橘の木だと気づいたのはついこのあいだだった。きょう通るとその木に札が掛かっていた。所有者が名乗り出なければ処分するとのこと。あらためて見上げると4メートルぐらい。それなりの時間そこで生きてきたのだと思う。いつものように静かに夕空に立っていた。


今年たぶん初めてさそり座を見た。夕空から夜空にかわって空はまだ青かった。