2016年8月6日

道の記


駅ホームの階段にアブラゼミが転がっていた。踏まれずにいたのが奇跡。指に掴まらせて駅を出た。さんざん指を口吻で刺されながら(樹液を吸おうとする)、最寄りの公園まで歩く。セミがとまりそうな木を探していたら、「この木(私)は駄目だ」と言わんばかりに自分からぱっと近くの木へ飛んでいった。